ときめき

好きについて語ること、それは自分を語ること。

【2016年48週】超個人的タイムラインまとめ

今週(2016年48週目)のいいねから

上坂すみれ嬢がNHK「プロファイラー」という番組にゲストとして登場しておりました。てかついった復活してたのね。僕が声オタを始めるのと同時に姿を消していたので、彼女のツイッターを見るのはこれが初めてです。久保ユリカツイッターも復活しねえかなあ。あの人の闇ツイートもけっこう好きなんですよね。

しなくてもいい苦労というのが難しい表現ですね。「自分がそれを背負い込むだけの倫理的な理由を持たない場合の苦労は避けたほうがよい」という感じかな。よけい意味わかんなくなるけど「(現在のその人にとっては無意味な苦労ではあるが)(今後の自分のために)したほうがいい苦労」というリコメンドされると辛いもんなあ。

ただ、言わんとしていることは素晴らしいな、と思った次第。

6位ひでえな。シコいのどストレートに思わず…言葉がないです(語彙力)

どちゃくそも最近よく耳にする表現ですね。特に語源のないということですがリズムとか音が楽しい言葉ですな。少し下品な響きがするのもかえってよろしいのかもしれない。

大西沙織の存在感、文字に起こすとなかなかすごいものがある。

 

今週は以上です~。

「加隈としたい佐倉としたい大西」イベントレポパート2

もうだいぶ記憶がおぼろげなので、詳細なレポはあきらめた。印象論だらけの抽象的な感想ぶちかまそうではないか…。

佐倉綾音

現物をみて改めて感じたのは、バランス能力の良さ。

大西いじりという少しバランスを間違えれば嫌味になりそうなネタも、彼女と加隈氏がいるからマイルドに成り立つのだなあ、と感じた次第。

大西ばかりに汚れ役を押し付けるようなこともなく、君の名は。のパロディネタでは自ら巨乳ネタを披露し会場を沸かせていました。

声優とはいえ演技をなりわいとしている人たちのラジオだから、この二人(この日は三人)の雰囲気が小さからぬ虚構の上に成り立っているとは思っているのだけど。そう思ってしまえばしまうほどこの人の凄みというのは際立つというか…。2000人を前に二人の自然体っぽいものを見せつけるというのがどれほど難しいか、僕には想像が及びません。

 

大西沙織

卑近な例で言うと「飲み会でこの人がいる飲み会はなんか楽しいなあ」みたいな人。大きな箱でのイベントだから加隈亜衣佐倉綾音も普段よりアクションが大きいのだけど、大西沙織のアクションだけ通常営業だった気がする。としたいラジオで見たまんまのボディランゲージで、イベント中の僕は「あー、ステージ上に立っているあの子は本当に本物の大西沙織なんだなあ」と、謎の感慨に浸っていた。

脱線するけれど、この人の声はなんというか普通だ。癖がない。キャラクター性が飛び道具みたいな人だけど、声優としての大西沙織は硬柔を自由自在に使い分ける役者という感じ。

キャラクターそのものは飛び道具みたいな大西沙織だけど、ラジオで語り聞かせてくれる話などを聴いていると、なんとも普通な…凡庸な感性の持ち主って感じがする。佐倉綾音にしても水瀬いのりにしてもアイドル路線の強いアイドルどこかぶっ飛んだところを持っているフシがあるけれど、この子の感じ方とか生き方はすごい普通。このいかにも普通っぽい方が声優アイドルやってたり、2000人を前にして(クソギャグ)抱腹絶倒の一発芸を披露したりするのだから、やはりこの人はこの人で謎が多いのかもしれない。

僕と同い年であるはずなのだけど、どういう人生を歩んで現在に至るのかまったく想像がつかないなあ。

DJCD 加隈亜衣・大西沙織のキャン丁目キャン番地 vol.1

DJCD 加隈亜衣・大西沙織のキャン丁目キャン番地 vol.1

 

 ・水瀬いのり

水瀬いのりという人のキャラはいろいろとズルい。ため息混じりに「やれやれ」と肩をすくめる姿が似合いそうな、言うなればラノベの主人公みたいな人だ。と、書いて感じたけどこのラノベ主人公の典型っていつの典型なんだろう…(遠い目

存在感の大きさで言うと水瀬いのり佐倉綾音というのは双璧だと思う。生まれ持ってのスーパースターって感じ。

Starry Wish

Starry Wish

 

 ・加隈亜衣

僕がこのイベントで一番感動したポイントは、この人の声が生身の体から放たれているものなんだというところである。加隈亜衣という人はげんしけん二代目からの大ファンなのだけど、この甘すぎる声で放たれる毒舌は筆舌に尽くしがたい。

・物販&秋葉原アニメイト

要するに仲良し4人組をまんべんなく応援した感じ。

ひねくれたオタクであるところの僕ですが、4人のキャッキャウフフを満喫したら、4人をまとめて応援したくなっちゃった。

僕の食生活が完全に崩壊することはわかっていたが、それでもこみ上げる物欲を抑えきれなかった。本当にオタクってちょろい。

「佐倉としたい大西」イベント行ってきました。

中野サンプラザで行われたこのイベント。仙台に住んでるワタクシですが、このイベントのために高速バスを駆使して東京出てきました。

本物の加隈亜衣大西沙織を見たくて「競争率高そうだしどうせ当たらんやろう」と軽い気持ちでイベントに申し込んだら当たっちゃいましたぜ。これにはテンション爆上げ。よっぽど日頃の行いがいいんだネ☆

恒例の自分語り(まったく不要)すると、僕が声優ラジオにハマったのは一年半くらいまえのことで、そのきっかけは「矢作・佐倉のちょっとお時間よろしいですか」という超大ヒットラジオコンテンツだったんですが、その佐倉綾音が出演するこのイベントが僕にとって初の声優ラジオイベントとなったことになんとも言えない感慨に浸っておりました。たった一年半なんだなあ。オタクとして過ごした一年半の時間の濃さに呆れ20%、感謝30%、驚き25%、喜び25%って感じ。すっげえワクワクしながら日曜日(11月27日)の朝からバスに乗り込みます。

仙台着(7時15分発)→(安達太良SA)→(佐野SA)→池袋着(12時45分)→高田馬場(13時15分)→中野(13時25分)→中野サンプラザ(13時30分)

14時スタートのイベントだったのでリスクはあるものの深夜バスではなく朝バスにすることに。貴重な睡眠の質を落とすわけにはいかなんだ。

中野到着。オタクだけど、アイドル系にまったく興味がなかった経緯もあって、なにげに初の中野です。

縦に長い建物。ぶっちゃけあんまりかっこいい感じはしない。

「お前なんぞにこの建物の魅力の何がわかる」という異論反論の一切を甘んじて受け付けます。

 物販も気になりつつもまず着席。あいにくと二階席でした。ド近眼なのでオペラグラスが欲しかった。ここらへんも若干不慣れなオタク感がでるなあ。

客層は女性も一割くらい。WUGのライブと比べるとやや女性比率高いかもしれない。僕も女の子として命を燃やしていたら佐倉綾音大好きだったと思うよ…。

気を取り直して物販に出かけていくワタクシ。

なんかフラワースタンドを見ると「イベント!!」って感じでそわそわするなあ。

そしてどっかで聴いたことのある名前ばっかや…。大西沙織加隈亜衣もそうだけど、佐倉綾音の界隈は熱心なファン多いよなあ。

これが全員オタクか…。ナチュラルにこれ扱いしてしまったのは推敲の段階で気づいた。リアルで声優ラジオ聴いてる人間になんてほとんど出会ったことないけれど、これが全員声オタだと思うと胸が熱くなりますね。

イベント内容のレポはまた別の記事で。

 

新海誠「雲のむこう、約束の場所」感想

ゲオでDVDを借りて映画鑑賞会二個目。今を時めくアニメ監督新海誠が2005年初めて取り組んだ長編アニメーション映画「雲のむこう、約束の場所(2005)」を見ました。

雲のむこう、約束の場所
 

面白いか面白くないかで言われれば、ちょっとおもしろくない。

ただ、興味深い映画ではある、と言えると思います。2005年における新海誠の立ち位置というのがわかるというのが第一点。これは新海誠研究家でない僕にとっては比較的どうでもいいポイントではあるんですが、それでも「夢」「出会うはずではなかった二人の交差」「別離」というモチーフは、まさしく「君の名は。」とまったく同じであることに驚きを隠せません。女の子のキャラ造形も男の子のキャラ造形もまだまだ甘くて、動かしづらそうだし共感しづらいですが、その点は「君の名は。」において大きくパワーアップしているように感じました。

あと、もう一つ。空を切り裂く巨大な塔というモチーフを「権力」とか「抑制」「監視」のようなイメージではなくて「理解を絶する他者性」「近くて遠く手が届きそうで届かない」「憧れ」「夢」というイメージで使ったところが面白かったです。

塔とはやがては倒れるもの。あの有名なバベルの塔のエピソードからの連想です。かのエピソードが「人間のおごり」を抽象していると思われるので当然なのですが、こいつを思春期の淡い恋と絡めてくるとはなかなかシニカルな感じですね。結果として塔は倒れてしまい、少年少女は失恋してしまいましたが、二人の関係が一から建設的に築き上げられることを期待しています。

「幕が上がる」

DVDを借りて自宅で映画を見ました。

幕が上がる [DVD]

幕が上がる [DVD]

 

僕は基本的にアイドルという存在そのものがあまり好きではないので、去年この映画が話題になっていたときも「ふーん」という感じでノータッチを決め込んでおりましたが、WUGちゃんをきっかけに「アイドルも悪くないんじゃないかな」と少しだけ気持ちを改めましたので、なんとなしに手に取ってみました。

原作は平田オリザという方。

この人の演劇を通じたコミュニケーション論が一時期書店で平積みになっていたので、名前だけは知っていました。

「わかりあえないことから」についても読んだことがあるはずなのですが、話題になっているほど面白いとは思わず、そのままブックオフに売ってしまった記憶があります。他に覚えているところといえば「なんだか随分と自慢くさい文章を書く人だ」という印象だけでした。ちょっと胡散臭いな、とも。

こっちも非常にうさんくさい。しかし、ここまで面白い原作をかけるとなると、ちょっと見る目が変わっちゃいますね…。自由演劇というジャンルらしいです。「わかりあえないことから」の内容をちゃんと覚えていないのでイマイチ自身がないのですが、型にハマるより自分らしさを出そう。相手の良さを引き出していこう。自然に振る舞おう的なサムシングだったと思います。演劇論と絡めて書けば「おーっ」という感じだったのかもしれませんが、ありきたりのことしか書いてないような…。

でも、やっぱり結果ありきですね。こういう面白い映画を作れる人だと思うと、やっぱりその人の考えを聞きたくなってしまう。己の先見性の乏しさに少しがっかりしながら本編の感想です。

 

物語としては、見事に王道の部活(演劇部)青春モノです。

序…少女の挫折と成長を描く

破…少女の活躍とチームの成長を描く

急…意外なところから現れるライバルと、「銀河鉄道の夜」という小道具を筆頭に序盤から散りばめられた伏線を丁寧に回収しながら急速に物語がクライマックスに収束していく

一人の女の子の成長物語であるのは確かなのですが、しっかりとした群像劇であり、チームの成長劇でもあるのですよね。この物語の魅力はももいろクローバーという役者の役者らしさを最大限引き出した演出と脚本でしょう。彼女たちにオーダーメイドの物語が用意されているので、たぶん不慣れのはずの演技がとても生き生きとしています。今を時めく俳優女優に既存の物語を押し着せる原作付き映画は、この映画の放つ輝きをとっくりと見つめ直そう。

いやあ…。このみんなが主人公感たまらないなあ。登場人物はそれなりに多いけれど、けっして物語の都合でキャラクターを動かさない。ちゃんと生きたキャラクターを描きながら、物語も魅力的に描いている。彼女たちの、彼女たちだけの物語、という感じがしてとてもよかったです。

役者・原作・脚本・演出・劇伴トータルでこの映画のクオリティを高めているので「演劇は一人でやるものではない」というメッセージも心を打ちますね。とても良かったです。

 

それと、黒木華という役者はすごいですね。独特の存在感と生命力があり、演技になんの知識のない人間が見ても「確かにこの人はすごい!!」という説得力がありました。

 

楽しい映画でございました。

WUGちゃんにハマりました。

僕はアイドルのことが嫌いでした。

オタクの印象が悪かったんです。
アイドルオタクには「勝手に夢を見て、勝手に裏切られ、勝手に裏切る」イメージがありました。(そういうイメージを抱く僕が一番勝手じゃねえかというツッコミはさておき)

 

アイドルは致命的な失敗をしたらもうおしまいだから、その生き様は綱渡りみたいだな、と思ってました。ファンが持つ想像力という狭い狭い鳥かごの中に閉じ込められているみたいだな、とも。

 

WUGにハマったことで、その印象が大きく変わったわけじゃないけれど、それでもWUGちゃんを僕が好きなのは、ファンがWUGちゃんに裏切られるまでひっくるめてトータルでWUGちゃんという物語であるような気がしたからです。

 

話は変わりますが、僕はBeyond the Bottomという曲が好きです。

ヤマカンはWUGというユニットがこの曲を「歌うべきではない」と言うけれど、まあ僕も同感です。この曲は徹頭徹尾、WUGちゃんファンを描かれた曲だからです。間違ってもWUGがファンに捧げる曲ではない。ファンがWUGに捧げる曲です。

しかしながら、「歌うべきではない」歌を彼女たちが歌っているということは何かしらの因縁があるということだとも思います。

 

僕はこの曲は、ヤマカンという一人のWUGちゃんファンの在り方を歌った曲だと思ってます。 そして、この曲はヤマカンがWUGちゃんに捧げる祈りです。

BtBは「願わくば彼女たちが僕たちの想像力という小さな鳥かごを離れて大きく羽ばたきますように」というファンの祈りであるように、僕は思います。

「泣いて泣き喚いて泣き止んだから」がとってもよかったという話

 

現在アニメは8話まで見ました。エミリアたんの膝枕最高かよ~。

たぶんこれ2クールなんですよね? 赤崎さんがやってる盗賊の娘とか聖剣使いが、一旦アニメからフェードアウトして久しいですけどw

とっても良い作品なのでちゃんと感想書きたいところですけど、まずは簡易的に。

 

・主人公

主人公はけっこう癖があるトリッキーなタイプで、アニメ化するラノベ界隈の作品としてはかなりマッチョな思想の持ち主だと思います。「俺がなんとかしなくちゃ」「女の子は男の子が守らなくちゃ」みたいなヒロイズムが視聴者からして露骨に空回りしていることがあり、そこがこのキャラクターの味でもあり、癖でもあり、評価が別れるところなのかなあって思います。

同じweb小説原作でも「魔法科高校の劣等生」のお兄さまとは真逆のタイプですよね。この極端なコントラストはちょっちおもしろいなーって思います。

現実に居たらメンタルがかなり強いタイプだと思うんですが、かといって精神力がカンストしているというわけでもなく、普通に心が折れたりします。

お調子者タイプでどちらかと言うと主人公の仲間タイプのキャラっぽいですけど、こういうサイドストーリーでしか葛藤が描かれないようなタイプのキャラが主人公に据えられて、ちゃんと描かれてるのが個人的に大変好感が持てるポイントです。

 

・リセット(ループ)という世界観

主人公が一度死んだらリセットという世界観で、ちゃんと張り詰めた空気感を出しているってのは素敵だなあって思います。

死ぬときに半端じゃない苦痛が伴うというところを妥協なく描いてるというはこの作品の大きなポイントだなあって思います。ロズワール城でのリセットは現段階で5回目で、既に4回死んでるわけですが、スバルはむしろよく8話まで心折れなかったよね…。

4回目の死は初めて自分で選んだ死ということになるわけですが、「もしかしたらリセットされないかもしれない」というリスクと臨終時の苦痛を想いながら、それでも大切な人たちのために頑張るスバルは、本当に、本当に、よい主人公だなあって思います。

 

だからね。僕はエミリアの膝枕に感動したんだよ。

9話も楽しみです。なろうの原作に手を出そうか悩んでいるなう…。でもちゃんとお金も落としてあげたいなあ。原作買うかあ…。

Re:ゼロから始める異世界生活1 (MF文庫J)

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