ときめき

好きについて語ること、それは自分を語ること。

WUGちゃんにハマりました。

僕はアイドルのことが嫌いでした。

オタクの印象が悪かったんです。
アイドルオタクには「勝手に夢を見て、勝手に裏切られ、勝手に裏切る」イメージがありました。(そういうイメージを抱く僕が一番勝手じゃねえかというツッコミはさておき)

 

アイドルは致命的な失敗をしたらもうおしまいだから、その生き様は綱渡りみたいだな、と思ってました。ファンが持つ想像力という狭い狭い鳥かごの中に閉じ込められているみたいだな、とも。

 

WUGにハマったことで、その印象が大きく変わったわけじゃないけれど、それでもWUGちゃんを僕が好きなのは、ファンがWUGちゃんに裏切られるまでひっくるめてトータルでWUGちゃんという物語であるような気がしたからです。

 

話は変わりますが、僕はBeyond the Bottomという曲が好きです。

ヤマカンはWUGというユニットがこの曲を「歌うべきではない」と言うけれど、まあ僕も同感です。この曲は徹頭徹尾、WUGちゃんファンを描かれた曲だからです。間違ってもWUGがファンに捧げる曲ではない。ファンがWUGに捧げる曲です。

しかしながら、「歌うべきではない」歌を彼女たちが歌っているということは何かしらの因縁があるということだとも思います。

 

僕はこの曲は、ヤマカンという一人のWUGちゃんファンの在り方を歌った曲だと思ってます。 そして、この曲はヤマカンがWUGちゃんに捧げる祈りです。

BtBは「願わくば彼女たちが僕たちの想像力という小さな鳥かごを離れて大きく羽ばたきますように」というファンの祈りであるように、僕は思います。